取引終了後のお客さま情報データの誤削除について

2022年10月28日

この度、当行で電子保管しておりました、取引終了後のお客さま情報（本人確認書類のイメージリードデータ（※））を誤って削除したことが判明いたしました。

情報管理の重要性につきましては、かねてより徹底を図ってまいりましたが、今回このような事案が発生しましたことを心より深くお詫び申し上げます。

この度の事案は、当行が誤って完全削除したもので、外部流出の恐れはなく、当該情報が第三者に悪用される懸念はございません。

今回の事態を真摯に受け止め、再発防止に取組んでまいります。

本人確認書類のイメージリードデータとは、本人確認書類をそのままコピーのように読み込み電子化したデータを言います。

データ誤削除の概要
- データ概要・件数
  - 取引開始時にお客さまより徴求した本人確認書類を電子的に取り込んだデータのうち、取引終了後のお客さまデータ114,679件
  - 本人確認書類とは、免許証・健康保険証等　氏名、住所、生年月日等が記載された公的書類の写しです。
  - 法令上保管が必要な2015年（H27）9月～2022年（R4）8月（7年間）に取引終了されたお客さまのデータが対象となります。
- 発生場所
  - 当行事務システム部内
- お客さまの情報データ内容
  - 氏名、住所、生年月日　等
誤削除の原因
- 2021年3月に実施したシステム更改時に、取引終了後のお客さま情報（本人確認書類のイメージリードデータ）を1か月毎に自動削除する機能を誤って追加してしまったもの。（2022年9月の行内調査の結果、判明）
再発防止策
- 毎月の自動データ削除機能を停止し、原則として、バックアップ機能を有するシステムを構築いたします。
- また、今後、システムの更改等を実施する際には、関係部署にて法令等に抵触する取扱いとなっていないかしっかり検証してまいります。
お客さまへのお願い
- 本件に関し、当行や警察等公的機関、弁護士等からお客さまの口座番号やキャッシュカード暗証番号等をお尋ねすることや、ATMを用いた手続きをお願いすることは一切ありません。万が一そのような電話がかかってきた場合には、愛媛銀行または最寄りの警察にご相談ください。