「第98回愛媛県内企業動向アンケート調査結果」について

2022年6月7日

当行は、ひめぎん情報センターにおいて、定期的に各種アンケートを実施しています。今回、標記アンケートの調査結果がまとまりましたので、お知らせいたします。

【結果の概要】

  1. 2021年度下期の業況判断DI(実績)は▲2。2022年度上期は+4と、回復見通し。
  2. 2022年度下期の業況判断DI(予想)は+8と回復予想ではあるが、ウクライナ情勢により先行きについては不透明感がぬぐえない。
  3. 2022年度上期の設備投資は減少見通し。2022年度下期については慎重な見方となってはいるが、設備投資目的として「増産対応」「環境対策」など前向きな投資が増えている。
  4. 2022年3月時点の売上は、コロナ禍(2021年)からは回復傾向にあることがうかがえるが、コロナ前(2019年)の水準に戻るには、まだ少し時間がかかると思われる。
  5. ウクライナ情勢による影響では、製造業・非製造業ともに、「原材料価格の高騰」や「エネルギー価格の高騰」の影響が大きい。
  6. 原材料価格等の上昇による価格転嫁を既に実施している企業は、製造業で約4割、非製造業では約3割。今後、価格転嫁を予定している企業の割合は、製造業・非製造業ともに増加。

かりる