愛媛銀行と日本政策金融公庫との連携強化について
～第一次産業分野における支援体制を強化します～

2022年3月15日

株式会社愛媛銀行と株式会社日本政策金融公庫松山支店農林水産事業は、「えひめアグリイノベーション起業塾」及び「えひめ一次産業応援ファンド」の取組みを通じ、地域の新規就農者や農業法人に対する支援体制を強化していくこととしたので、お知らせします。

愛媛銀行と日本政策金融公庫は、2018年7月11日、地域経済の活性化促進を目的に「業務連携・協力に関する覚書」を締結し、農林水産業等の振興に向け取り組んでいますが、今回、その連携を更に深め、農林水産業に携わる方々への支援を強化していくものです。

愛媛銀行と日本政策金融公庫松山支店農林水産事業は、引き続き連携を促進し、地域における第一次産業の発展に貢献してまいります。

1．連携強化の概要

1. 「えひめアグリイノベーション起業塾」（取組みの概要は「3.参考（1）」を参照）の塾生等に対する研修、独立就農～法人化までを一貫して連携支援する。
2. 「えひめ一次産業応援ファンド」（概要は「3．参考（2）」を参照）における投資先に対して、日本政策金融公庫松山支店農林水産事業と連携し、販路開拓や資金調達等の各種支援を実施する。

2．連携スキーム図

3．参考

1. えひめアグリイノベーション起業塾の概要
   • えひめアグリイノベーション起業塾とは、起業支援を通じて愛媛県内の第一次産業の活性化につなげることを目的とした、愛媛銀行、日本政策金融公庫等が連携して実施する起業塾。
   • 第1回を2021年6月から8月にかけて全4講座実施した。「3か月間で事業計画を作成・起業準備」をテーマとして、参加する各塾生が事業計画を提案し、講師や他の塾生とともに、事業計画のブラッシュアップを実施した。
   • 2021年の起業塾には19名参加。参加者の中には、独立就農し、「えひめ一次産業応援ファンド」から投資を受ける卒塾者も生まれた。
2. えひめ一次産業応援ファンドの概要

   名称	えひめ一次産業応援投資事業有限責任組合
   設立日	2020年3月27日
   運用期間	2029年12月31日
   規模	5億円
   出資者	無限責任組合員：ひめぎんリース株式会社（愛媛銀行子会社） 有限責任組合員：株式会社愛媛銀行、大和フード&アグリ株式会社
   投資対象	（a）農業、（b）林業、（c）水産業、（d）食品製造業・食品販売業、（e）（a）～（d）に関する再生・事業転換、（f）（a）～（d）に関する事業継承