地域事業者再生支援強化に向けた債権回収会社(通称:サービサー)の設立について 【西瀬戸パートナーシップ協定共同施策】
2020年11月13日
愛媛銀行は、「西瀬戸パートナーシップ協定」を結ぶ山口フィナンシャルグループと共同して、「債権回収会社※(通称:サービサー)」を設立することについて両社で組織決定いたしましたので、以下の通りお知らせいたします。
- 営業開始は、法務大臣等の許可取得が前提となります。
1.設立趣旨
愛媛銀行はこれまでに、新型コロナウイルスの影響を受けた地域事業者様への資金面のサポートを充実させるべく「新型コロナウィルス対応資金(融資)」の円滑な供給を始め、2020年5月には山口フィナンシャルグループと共同して「新型コロナウィルス対策支援ファンド」を設立してまいりました。
緊急事態宣言の解除後、経済環境は徐々に改善しつつあるものの、地域を取り巻く経営環境は依然として厳しい状況にあります。弊行は、厳しい経営状態に置かれた地域事業者様に対する再生支援を中核業務に据えたサービサーを設立することによって、アフターコロナにおける地域事業者様の経営改善ならびに再成長に向けた地域経済エコシステムを構築し、地域経済の活性化に取り組んでまいります。
2.内容
- 銀行業務の一環として実施してきた再生支援業務の高度化を図るため、専門化した「サービサー」による迅速な再生支援業務を行う体制を新たに構築いたします。
- サービサーの保有する「債権買取機能」を活用し、過剰債務等の課題を抱える地域事業者様の事業再生および再成長に向けた支援を行うことで、弊行および山口フィナンシャルグループの営業基盤である西瀬戸エリアを中心とした地域価値向上を図ってまいります。
- サービサーと、山口フィナンシャルグループの人材紹介会社、地域商社、コンサルティング会社、再生ファンドとの連携により、地域事業者様へ総合的な経営コンサルティング機能を提供してまいります。
3.会社概要(予定)
商号 | 未定 |
---|---|
本社所在地 | 山口県下関市 |
設立日 | 2020年12月(予定) |
事業開始予定 | 2021年6月(予定) |
資本金 | 5億円 |
株主 | 株式会社愛媛銀行 株式会社山口フィナンシャルグループ
|
従業員数 | 15名程度(予定・常勤(役員含む)) |
事業内容 |
|
【イメージ図】
