株式会社HIROTSUバイオサイエンスに投資しました!

2018年7月31日

当行は、この度「えひめベンチャーファンド2013」から6社目の投資先として株式会社HIROTSUバイオサイエンスへ投資しましたので、以下の通りお知らせします。

同社は、世界最先端の線虫行動解析技術を有し、がん患者の尿に含まれる、がん特有の微量な匂いを検知するがん検査法「N-NOSE(エヌノーズ)」の実用化を目指しており、昨年末には愛媛県松山市に四国解析研究所を開設しております。

当行は、地域金融機関として、本ファンドを通じて日本から世界へ市場が広がるベンチャー企業の成長および地域経済の発展に貢献する企業を支援してまいります。

1.投資の概要

投資先
代表者 代表取締役 広津 崇亮
本社住所 東京都港区南青山2-24-11フォーラムビルディング2F
設立 2016年8月
事業内容 生物診断研究・開発・製造・販売
資金使途 線虫がん検査、次世代がん種特定検査技術などの研究開発
投資形態 株式投資

2.投資先の紹介

  1. 同社の「N-NOSE」は、線虫ががん患者の尿に誘因され、健常者の尿には忌避する特性(科学走性)を利用した検査方法です。簡便で安価な検査方法でありながら、多種類のがん検出、更には早期発見可能という優れた特徴を持ち、がん患者を「がん」と判定する感度が約90%と極めて高精度であることが最新の臨床研究の結果により示されています。
  2. 「N-NOSE」の実用化は、2020年の予定で一人あたり8千円程度の価格で検査ができる見込みです。同社の「N-NOSE」が社会実装することで、がん検診受診率の飛躍的向上と、早期がん発見率の上昇、がん死亡者数の激減、医療費の大幅な削減が期待されます。

3.えひめベンチャーファンド2013の概要

名称 投資事業有限責任組合えひめベンチャーファンド2013
設立日 2013年8月30日
運用期間 10年間(2年間の延長が可能)
規模 5億円
出資者 有限責任組合員 株式会社愛媛銀行
無限責任組合員 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
投資対象 当行の営業エリア内に所在する成長性の高い未上場企業

かりる

ページトップへ