経営計画
第15次中期経営計画(2015年4月~2018年3月)
はじめに
当行は、2012年4月~2015年3月の3年間を計画期間とする中期経営計画「創業100周年に向けて“殻を破る”新たな挑戦」を推し進めてきました。その間、当計画の取り組みによって、預金、預り資産、貸出金、有価証券の着実な増加と2期連続の増益(資金利益・コア業務純益等)が見通せるなど、収益体質のいっそうの改善が図られています。
本年9月には創業100周年を迎えます。これまで絶えず受け継がれてきた精神は「思いやり」「相互扶助」の無尽の精神であります。当行に求められている使命は、地域の産業と人々の暮らしを支えていくことであり、地域のお客様に信頼され、最初に相談される銀行になって、地域の発展に尽くしていくという経営の根本は、これからも変わることはありません。また、2017年には初の単独開催となる国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」が64年ぶりに開催されます。地域活性化の一大イベントと捉え、当行も積極的に参画してまいります。
新中期経営計画においても、これらの基本的な考え方や前中期経営計画を引き継ぎ、「創業100年、“殻を破る”未来への挑戦」をテーマに掲げ、以下の3つの基本方針により推進していきます。
お客様サービスの向上 | 親切・丁寧・迅速な応対で、お客様の信頼と満足が得られる銀行を目指します。 |
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リスク管理態勢の充実 | 複雑化、多様化するリスクに適切に対応して、より健全な経営体質をつくります。 |
リスク管理態勢の充実 | 効率的な営業活動ができる環境を整えながら、TQC活動を通じて、高品質低コストの経営体質をつくります。 |
そして、経営理念のもと、この方針を忠実かつ着実に実行し、四国・瀬戸内経済圏で盤石な経営基盤の確立を目指します。
創業100周年を機にこれまで支えていただいたお客様、地域の皆様、株主の皆様に対する感謝の気持ちを深く心に刻むと共に、これからも困難な環境に立ち尽くすことなく、全役職員が“殻を破る”挑戦を続け、ふるさとと共に未来を切り拓き、新たな飛躍に向けて邁進してまいります。
基本方針
- お客様サービスの向上
親切・丁寧・迅速な応対を心掛け、お客様の信頼と満足が得られる銀行を目指します。
- リスク管理態勢の充実
複雑化、多様化するリスクに適切に対応して、より健全な経営体質をつくります。
- 効率経営の追求
営業店が効率的な営業活動ができる環境をつくりながら、TQC活動を通じて高品質低コストの経営体質をつくります。
目標とする計数指標
この第15次中期経営計画において目標とする主な計数指標は次のとおりです。
<計数指標> | <2017年度目標値:単体> | |
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収益性 | 当期純利益 | 63億円以上 |
コア業務純益 | 100億円以上 | |
ROE(株主資本ベース) | 5.5%以上 | |
安定性 | 総預金残高 | 2兆3,000億円以上 |
貸出金残高 | 1兆5,000億円以上 | |
健全性 | 自己資本比率 | 9%以上 |
不良債権比率 | 2%台 |