



世界の
いろんなお金
Different Currencies of the World
日本の通貨である「円」以外にも、
世界ではたくさんのお金が使われています。
知っているお金はいくつあるかな?


円(日本)
日本の通貨「円」は、米ドルやユーロに次ぐ世界第三位の取引量を誇り、世界の主要通貨として国際的に高い評価を受けています。1円から500円まで6種類の硬貨があります。紙幣は1,000円、2,000円、5,000円、10,000円の4種類があります。紙幣にはホログラムや細かな印刷技術が使われており、世界的に見ても優れた偽造防止技術が使われています。

ドル(アメリカ合衆国)
「基軸通貨」と呼ばれ、世界の基準・標準となっており、もっとも多くの地域で使用されています。紙幣にはアメリカの歴代大統領が描かれており、1ドル札には初代大統領の ジョージ・ワシントンが登場します。1ドル札には「In God We Trust(私たちは神を信じる)」という言葉が示されており、アメリカの歴史的・宗教的な背景を感じさせます。

ユーロ(ユーロ圏)
ドイツやフランスなどヨーロッパのたくさんの国々が加盟するEUの統一通貨です。1999年から導入された歴史の浅い通貨ですが、世界で2番目に多く使用されています。ユーロ紙幣には特定の国ではなく、各時代の欧州の建築物が象徴として描かれています。これは、ヨーロッパ全体の「団結と統一」を象徴しているからです。

ポンド(イギリス)
世界で最も古くから使われている通貨の一つです。紙幣にはエリザベス女王や有名な作家、科学者が描かれています。5ポンド札にはウィンストン・チャーチルが登場し、彼は第二次世界大戦中のイギリスの首相として知られています。また、硬貨にはpence(ペンス)」という小額単位があり、100ペンスが1ポンドです。

元(中国)
世界第二位の経済大国である中国の通貨です。「元」の紙幣には、中国建国の父といわれ毛沢東が描かれています。香港では独自の通貨「香港ドル」が使用されています。中国では最近、電子マネーやスマホ決済が急速に普及しており、現金を使う機会が減ってきているのも特徴です。

ウォン(韓国)
韓国の通貨ウォンはアルファベットではWONと表記します。紙幣には歴史的な人物が描かれており、5万ウォン紙幣には女流書画家、申師任堂(シン・サイムダン)が描かれています。伝統的な韓国文化を反映したデザインが採用されているのも特徴です。硬貨には韓国の象徴である「鶴」が描かれるなどしています。


オーストラリアドル
(オーストラリア)

ルピー
(インド)

レアル
(ブラジル)
