小学生の
お金の授業
Money Lessons for Elementary School Students
お金の使い方やため方など、お金に関する
さまざまな知識を身につけましょう。
お金の使い方を
考えよう
日本のお金
日本には色々な種類のお金があり、大きく分類すると、紙でできた「紙幣」と、金属でできた「貨幣・硬貨」と呼ばれるふたつに分けられます。
【紙幣】
・10,000円 ・5,000円 ・2,000円 ・1,000円
【貨幣・硬貨】
・500円 ・100円 ・50円 ・10円 ・5円 ・1円

欲しいものと必要なもの
使えるお金には限りがあります。お金を使うときには、買いたいものを 「必要なもの」と「欲しいもの」に分けて、先に「必要なもの」を買うようにしましょう。なぜ欲しいのかを考えること、持っているお金で買うことができるのかを確認することが大切です。

お金の形
お金は紙幣や貨幣・硬貨といった「現金」の他に、「電子マネー」「プリペイドカード」「〇〇ペイ」といった形のお金も存在しています。現金以外のお金は簡単に支払うことができますが、お金の動きが見えにくく、使っている感覚がないため、使う場合には注意が必要です。形が違ってもお金の価値は同じです。どんな形のお金も大切にしましょう。

おこづかい帳を
つけてみよう
おこづかい帳のつけ方
お金をもらった時や、お金を使った時に、「いつ」「何のために」「何円」のお金が入ったのか、出ていったのか、を記録します。

おこづかい帳でわかること
おこづかい帳に記録することで、自分が「いつ」「何のために」「何円」使ったかがすぐにわかります。後から見てみると「ちょっと使いすぎたかな」というふうに、お金の使い方を見直すことができるので、次から気を付けることができますね。
お金をためてみよう
将来やってみたいこと
のために
「旅行に行ってみたい」「ゲームを買って遊びたい」「アイテムをゲットして活躍したい」など、やってみたいことがいろいろあると思います。それらをかなえるためにはお金が必要です。おこづかい帳をつけて、お金の使い方に気を付けることで、お金をためることができます。 計画的にお金をためて夢をかなえましょう。

お金を貯めるとできること
お金をためていれば、やりたいことや欲しいものに使うことができます。お金が足りなくてできない、買えないということになると、とても残念ですよね。夢をかなえる為にお金をためて、やりたいこと、欲しいもののために備えておくことが大切です。
お金を貯める方法
お金をためるには、おこづかいなどお金をもらったら、使う前に貯金をすることが大切です。「毎月100円ためる」「お年玉の半分は貯金する」など、ルールを決めておくとお金がたまりやすくなりますよ。また、銀行にお金をあずけると「お金をあずけてくれたお礼として利息」をもらうことができ、より多くのお金をためることができます

(出典:J-FLEC標準講義資料「おこづかいから学ぶお金の話(小学校高学年向け)」をもとに作成)