
トップページ > 「ひらめき!感性塾」について > 「ひらめき!感性塾」番組概要


アンチョビというと外国産をイメージしますが、県内産の原材料にこだわってつくったアンチョビを作っている企業があります。
このアンチョビは、平成21年4月に新宿伊勢丹で行われた催事で1個1,050円という価格ながら、1週間で400個を販売するという実績を残し、手ごたえを感じていました。
当室には、この商品の価値をさらに高め、販路開拓に向けた相談がなされました。そのため、グラフィックデザイナーや調理師を交えたブランディングチームを結成し、協議が行われました。おすすめレシピの選定や、パッケージデザインの細部に至るまで議論がつきません。
瀬戸内の魚を愛するがゆえに生まれた商品への思いは人一倍です。


松山市内の飲食店で常連客や、お酒が苦手な女性に人気のみかんジュースがあります。それは、みかんづくりの名人との奇跡の出会いがもたらした産物です。
中島でみかん農家を営む名人は、海水を利用した育成方法を行っています。名人によると木にストレスを与えることで味がよくなるとのことです。当室の仲立ちで、このジュースを航空機のファーストクラスのサービスで起用するという話が舞い込みます。
かねてから計画していた県外での販売に向けて道筋が見えてきました。全国発信へ向けてデザインを一新するため、専門家を交えたデザインの検討にも熱が入ります。
本格的な製造販売に備えて着々と準備が進みます。


独特のあたたか味を持つ砥部焼に若手作家が新しい感覚で作品づくりに取り組んでいます。個性あふれる作品にファンが増えつつありますが、砥部焼を取り巻く環境は決して明るいものではありません。90年代をピークにその売り上げは年々減少しているのです。
彼らは、顧客のニーズにどう応えて行けばよいのか、悩みを抱えています。
そこで、当室の仲立ちで、そうした悩みを業種の垣根を越えて意見交換が行われる場が数回開かれ、専門家や芥川賞作家などを交え、熱い議論が交わされました。
若手作家たちは、こうした意見交換で刺激を受け、感性の高い作品づくりにこれからも取り組んでいきます。


瀬戸内海で獲れた新鮮な魚の加工業を営む会社に着目しました。この会社の主な取引先は県内のスーパーや築地市場です。社長は、さらなる販路の拡大を考えていました。
そこで当室では、松山市内の飲食店との引き合わせを行いましたそれにより、県内産の新鮮な魚を飲食店に直接配送するサービスをスタートすることができましたこのサービスは近年の飲食店へ来店する顧客の低価格志向にも上手に応えています。忙しい飲食店側も加工してある状態で仕入れると大助かりです。
社長は瀬戸内海で獲れた新鮮な魚を少しでも多くの人に食べてもらいたいと今回の事業にも期待を寄せています。


松山市立椿小学校では、5、6年生を対象に電子黒板を使った授業が行われています。
映像や、音声の効果で関心が高まり、児童の反応も従来の黒板を使った授業とは全く異なるものです。教師からは、「耳で聞くということがすごく上達しました」といううれしい感想が寄せられました。
この電子黒板を製造している企業が東温市にあります。5、6年生の英語必修化などを受けて需要が望まれ、この企業は本格的な増産体制を整える必要がありました。
そこで当室では、設備投資の減税や、特許料金の減免などが受けられる経営革新計画の申請をサポートしました。この企業は平成21年4月にはカンボジアに学校を寄付するなど、子供たちの学習への思いは世界中へ向けられています。


松山市立日浦小学校では、豊かな自然を活かした米作りが行われています。収穫されたお米は、今まで近隣の住人にプレゼントするなどしていましたが、今年は自分たちで作ったお米に名前を付けて販売しようというのです。
販売するとなると、今までの米袋のデザインではいけませんし、価格設定も必要となってきます。そうした課題に応えるため、当室ではデザイナーを紹介し、出前授業を行いました。子供たちは、米袋や、売り場の飾りの配色、絵柄について熱心にアドバイスに聞き入りました。また、「お年寄りには重たいから5キロでなく2キロくらいで売ろう」という思いやりある発言もみられました。
このお米は、平成21年10月に大街道で催された「みんなの生活展2009」において販売され、市長が激励に訪れるなどしてその盛況ぶりに子供たちの表情からは次第に緊張がとれて行き、見事にお米は完売しました。


40年近く餃子やシュウマイなどの製造を行って来た企業が、今までとは全く異なる点心の新商品開発を始めました。現在の主な取引先は県内のスーパーなどですが、それに加えてさらなる販路の拡大と豊富な品揃えのため、県内産の食材にこだわった高級志向の商品を開発したいと考えています。
その商品開発をサポートすべく、当室はフードコーディネーターやデザイナーなどの専門家を紹介しました。試作品を食べて「これだったらいける!」と社長は思わず口にします。消費者においしいと言って貰えるとまた作るファイトが出てくると言います。
この商品は早ければ来年夏に販売される予定です。市場に出るのが楽しみです。


木材の販売業を営む企業が新しい取り組みを始めています。この企業は県内の住宅建設会社が主な取引先です。そして、作業場で発生する端材を有効利用した商品には定評があります。端材を別の角度からみることで、新たな命を吹き込んでいきます。社長は、この商品の世界発信に向けて準備を進めています。
当室はインターネットプロデューサーと連携し、この企業を含めた5社でポータルサイト開設をプロデュースしました。このサイトは、英語版・日本語版2ヶ国語のインターネットショッピングモールとして平成22年春頃を目安に開設する予定です。
世界発信へ向けて着々と準備が進みます。


水に惚れた!と話す男性がいます。四国カルストの鍾乳石の間から湧き出た天然水はカルシウム、マグネシウムなどが適度に含まれる日本では珍しい中硬水です。この天然水を家庭で楽しめるようにと販売を始めた企業の社長の言葉です。
この販売をサポートすべく、当室では食品プロデュースで知られる専門家を紹介しました。専門家はこの水の「伝え方」を様々な角度から考察しています。
また、医学博士の藤田紘一郎先生はこの水を、カルシウム、マグネシウムの濃度的に軟水に慣れている日本人にも飲みやすい非常に良い水だと絶賛します。今後、ますますこの水の人気は高まりそうです。


愛媛を代表する伝統工芸の一つ、伊予かすりを使った新しいファッションの提案が始まっています。ある会合でたまたま隣の席同士になった伊予かすり取扱業の方とアパレル業界の方が意気投合し、このコラボが生まれました。アパレル会社社長は、かすりに伸縮性がないことからその製作に苦労し、失敗を繰り返しながら、試行錯誤を行ってきました。そして、ようやく納得のいく品質に仕上がりました。
当室では、この新しいアパレルの情報発信を行って行くべく、デザイナーを紹介し、この会社にとっては初めての本格的なチラシ製作のお手伝いをしました。
今後も、新しいアパレルの形が提案されるのが楽しみです。


磯の香りのするテングサを袋にたくさん詰め込んだものを用意している会社があります。テングサと言えばところてんですが、この会社ではこれを使ってゼリーを製造しています。当行の行う商談会「メイド・イン愛媛2009」にもこの会社はブース出展しました。商談の様子は上々で、試食したバイヤーの反応も好感触です。
「食べて頂く中で、お客様の生の声を聞くことも勉強になる」と専務は語ります。
おもしろい発想で作られているこの商品の注目はさらに高まりそうです。


これまで好評の中お送りしてきたこの番組もついに最終回を迎えてしまいます。最終回は中村時広松山市長と当行頭取の中山紘治郎との対談で締めくくられました。
中村市長は「マーケティング・加工・流通・金融・PRといったステップを一連の中で考えなければ商品は売れない。金融機関がそこまで含めた体制をとっているのは非常に面白い試みだ」と語ります。また、12月6日にオープンした松山市の委託事業で開業した物販店についても触れました。松山市長も地元の魅力あるものが情報発信されることに大きな期待を寄せています。
番組は終了しましたが、当行の中小企業支援は今後も変わらず続けて行きます!


2007年から過去3回愛媛県内で開催してきた「メイド・イン愛媛」は2010年、場所を東京に移して「駅ナカ」での商談会を開催しました。
それをきっかけに、愛媛県産の養殖牡蠣「愛南かき」が東京で高級フランス料理に生まれ変わることになりました。漁協の販売促進担当者は「販路が拡大すると生産者はやる気が出る」「後継者に次にこの仕事をやりたいと思われるように」と思いを語ります。ビジネスチャンスを掴もうと生産者たちの挑戦と発信はこれからも続きます。


高校生、食のプロ、魚のプロ、現役短大生という4人の主人公の県産品発信に向けた奮闘ぶり、そしてそれを支える銀行マンに密着しました。宇和島水産高校では地元自慢の「戸島ブリ」を使った「ぶりだいこん」を製作。高校生自ら東京で商談を行いました。
一方、短大生が作った「えひめスイーツコンテスト」の入賞作は東京の一流ホテルのランチビュッフェで採用されました。それぞれの思いを胸に、夢への挑戦は続きます。
