Cace01「人と人を繋ぎ、着る人に「豊かさ」を届けたい」有限会社アパレル・ヨシダ 代表取締役 松本たけみ

私は愛媛県のリアス式海岸の美しい景色に囲まれ育ちました。
現在は愛媛みかん産地ですが、明治初期には近所に製糸工場があり、養蚕農家の1軒でした。その後、繊維業界のご縁で父が縫製業を始め、子供の頃の遊び道具がミシンと生地でした。遊びながら「一枚の洋服には多くの人の思いが繋がっていること」を学びました。
綿や繭が糸になり、布になり、服へ。着る人を豊かにする為に最善をつくして繋がっています。

しかし、繊維の業界に長年身を置きながらある日突然、家族の介護が必要になり、服の不便さを痛感させられる皮肉な運命が待っていました。そこで、服にも環境の変化に対応する機能性が求められ、重要な意味をもってきたことを感じ、加齢や病気等で服の不便さを感じている方から、素直にご意見を聞きながら改良するという付加価値ファッションの研究をしています。

満足のいく完成品が出来るまでには、まだまだ時間がかかるとは思いますが、人と人の繋がりや思い・プロセスを大切にお伝えしながら、「豊かさ」を感じていただける服を作り続けて行きたいと思います。

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